天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

三浦綾子さんの影響力

しばらく前から聖書の学びを始めたUさんは、本が好きなようで、毎週、本を貸し出しているのですが、「読みやすくて、面白くて、神様のことを考えるのに有益な本」と言うのは、あまり多くありません(私が知らないだけかも知れませんが・・・)。

そんなわけで、私が教会に行きはじめた頃(20年前)に読んでいた本を段ボールから出したりもしたのですが、当時の私が夢中になって読んだのは三浦綾子さんの本です。
ある本には、三浦綾子さんのサインも記されていてビックリしました。(はっきりは覚えていないのですが、私が受洗したことを報告する手紙を出して、その返事として頂いた本のようです。)

三浦綾子さん著の『新約聖書入門』を読み終えたUさんは、『面白かった・・』とおっしゃっていましたが、今日は、Uさんとの聖書の学びをすることになっていますので、どんな所が面白かったのか、もう少し詳しく聞いてみようと思っています。

三浦綾子さんの本については、先日、長男の通う高校の先生が、生徒のインタビューに次のように答えている文章を読みました。
生徒:「読まれた本の中で、印象に残っている本を教えてください」
先生:「三浦綾子さんの『塩狩峠』です。鉄道事故の実話をもとに書かれた小説です。主人公が暴走する客車を身を挺して食い止めるのです。これにより、乗客たちの命が救われたという話ですが、私は、心を打たれましたね。生徒の皆さんにも、ぜひ、読んでもらいたい本です。ちなみに、北海道に「塩狩峠」はあるのですが、塩狩駅近くに顕彰碑が立てられています。」

三浦綾子さんは、今も主の証人として語り続けておられます。
「これらの人々は、信仰の人々として死にました。」(聖書)
新約聖書入門―心の糧を求める人へ (光文社文庫)
塩狩峠 (新潮文庫)