天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

手編みのマフラー

クリスマスの前に、豊田市から宅急便が届きました。
でも送り主の名前を見ても顔が思い浮かばず・・・。「何だろう?」と思いながら中を見てみると、カラフルな毛糸のマフラーが6本も入っていました。同封の手紙を読んで、ようやく送り主の顔が思い浮かびましたが、マフラーを送って下さったのはYさんの奥様でした。

私がYさんご夫妻に最初にお会いしたのは1999年の1月末でしたが、Yさんは、教会に突然電話をかけて来られ、『教会で葬儀をして欲しい。死んだうちのばあちゃん(Kさんのお母様のハルエさん)は、クリスチャンやったんや・・。』とおっしゃいました。(その時の私は、神岡教会に赴任して10ヶ月が経っていましたが、ハルエさんのことは誰からも聞いていませんでした)。
それで、驚きながらも話を聞いてみると、ハルエさんは伝道熱心なSさんのお姉さんであることがわかって、喜んで葬儀を執り行わせて頂いたことでした。

今年はSさんが天に召され、葬儀にはSさんのおいにあたるYさんも葬儀に列席して下さっていましたが、『今年一番の寒さに神岡も雪またじに大変なことと存じます。・・・。私が編んだミニマフラー、寒い神岡で少しでもお役に立てればと送ってみました。』と言うYさんご夫妻のお心遣いをありがたく思いました。