【∞ブレス∞】 No.82(191124)
『愛の関係へ』
『心の健康診断』と言う本を読みました。
『自分の期待に答えることを相手に要求するのは「支配」であり、相手の期待に答えることを自分に要求するのは「隷属」である。どちらも「愛」でなない。(80頁)』と記した著者は、愛の関係を表わすものとして、以下の文章(詩)を記していました。(82頁)
「私は私の人生を生き、
あなたはあなたの人生を生きる。
私は、あなたの期待に答えるために、この世にいるのではない。
あなたも、私の期待に答えるために、この世にいるのではない。
あなたはあなた。私は私。
もしも我々が、お互いの願いに
答えることができたなら、それはすばらしい。
しかし、たとえお互いの願どおりの行動ができなくても、我々が良き友であることに変わりはない。」
愛の関係を築きたいものです。
【∞ブレス∞】 No.81(191117)
『良き葬儀を行うために』
「祝宴の家に行くよりは、喪中の家に行くほうがよい。そこには、すべての人の終わりがあり、生きている者がそれを心に留めるようになるからだ。」(伝道者の書7:2)。
10月20日の信徒会では、キリスト教葬儀に関する発題をしましたが、先日、某葬祭施設で行われたキリスト教の葬儀に出席しました。気になる点があって関係者に尋ねた所、『キリスト教式の葬儀を行ったのは、今回が初めて…』とのことでした。
キリスト教の葬儀では、①故人の生涯を振り返ること、②遺族を慰めること、③命を与えてくださった創造主をほめたたえること、が特に大切だと思います。死は、突然に訪れることも多いもの。誰が喪主を務めるのか、遺体はどこに運ぶのか、どんな葬儀を行って欲しいのか…等を考えたり、相談したりしておくのが良いと思います。