天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

春を待つ

天気予報通り、昨夜から今朝にかけて40〜50センチの雪が降りました。
昨冬は、本当に雪が少なくて雪かきをしたのも3〜4回でしたが、今日は1日のうちに3〜4回の雪かきが必要な感じです。
家(借家)の前と教会の前と駐車場の3箇所を1時間半ほどかかって雪かきしましたが、雪かきをしながら、神岡に来た宣教師たちのことを思いました。神岡での宣教が始まったのは、1895年のようですが、「昔は、もっと多くの雪が降って大変だっただろう…。」と。

『スカンヂナビア人宣教師の日本伝道事始』と言う本の62頁に次のような記載があります。
「この場所についてもう少し説明します。今は三月でまだ寒く、たくたんの雪が積もっています。しかし、もう少し暖かくなれば、この地域の一万人ぐらいの人々に福音を伝えることができます。私の今住んでいる船津と言う人口三千五百人の町の千人の人たちは銀山で働いています。ここにはキリスト教に対する偏見はありませんが、大部分の人々は無関心です。」
これは1895年(明治28年)の3月ごろに船津(神岡のこと)に住んでいたベルグストロムと言う宣教師が書いた手紙の一部ですが、彼は「きっと日本で救われた多くの魂も、天国の長い幸いな集いに参加するようになると信じています。」とも記しています。
寒い冬も、困難な時期も、必ず終わる時が来ます。「春」までの辛抱です。