天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

風の声 No.632(100425)

『荒野で』
神様は、エジプトを脱出したイスラエルの民を荒野に導かれましたが、そこにはどんなお考えがあったのでしょうか?
「荒野」とは、自分の力や努力だけではどうにもならない場所であり、生きていくことが困難な場所です。そこは、自分の信仰が試される場所(自分の本質が明らかにされる場所)であり、つぶやきや不平が出やすい場所です。
しかし、それだけではありません。「荒野」は、神様に目を向けやすい場所(主に頼らざるを得ない場所)であり、神様との交わりを深める場所です。
「私たちが神様の愛と最善を信じ、どんな時にも神様に信頼して生きるようになること」、これが神様の願いです。私たちも、イスラエルの民と同様、荒野でも主の恵みを味わいたいと思います。
「剣を免れて生き残った民は荒野で恵みを得た」(エレミヤ31:2)