【風の声】 Ｎｏ．758 (120923)

『深く、広く』
　「…。さまざまな面で、私たちは子供のことを知りません。……。子供たちは見知らぬ客人のようなものです。もてなしを求め、よき友となり、そののち、ふたたび彼ら自身の旅を続けるために去っていきます。まさに贈り物であるがゆえに、計り知れない喜びと、限りない悲しみももたらします。…。」
　上記は、祈祷会で読み進めている『いま、ここに生きる』（ヘンリ・ナーウェン著）からの引用ですが、私は、「子供は神からの贈り物」と言う認識を持っていただけなので、「見知らぬ客人」と言う言葉に目が開かれる思いでした。
クリスチャンが成長していく為には、聖書や信仰書から学ぶこと、実際に祈ること等が大切ですが、一人で取り組むことは難しいでしょう。祈祷会の場が、信仰の深まりと広がりに用いられていることを感謝します。