天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

【風の声】 No.780(130217)

『恵みのゆえに』
 2月6日の聖書日課は、詩篇6篇。表題に「ダビデの賛歌」と記されていますが、「私は衰えております。主よ。私をいやしてください。(2節)」と言うことばから、ダビデが病床にあった時の詩であると思われます。
 人間は、病気等の苦しみを体験する時に、色々なことを考えますが、この時のダビデは、自分の病気を「主の怒り・憤り・懲らしめ」と考えました(1節参照)。そして、主のあわれみと恵みを求め(2、4節)、自分を嘲る敵に対しては、「不法を行う者ども。みな私から離れて行け。主は私の泣く声を聞かれたのだ。(8節)」と自分の確信を語りました。自分の状況や罪深さに押し潰されそうになりつつも、主の愛を信じて、恵みを求め続けたダビデの姿に倣いたいと思います。
『順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。(伝道7:14)』