【風の声】 Ｎｏ．793(130519)

『愛によって働く信仰』
　私たちの信仰には、２つの危険があるように思います。それは、「行いや奉仕を強調して律法主義に陥る危険」と「恵みを強調して放縦に陥る危険」の２つです。
　パウロは、ガラテヤ5章で「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。（1）」、「律法によって義と認められようとしているあなたがたは、キリストから離れ、恵みから落ちてしまったのです。（4）」と、恵みによる救い（信仰による救い）を明言しつつ、ローマ6章では、「恵みが増し加わるために、私たちは罪の中にとどまるべきでしょうか。絶対にそんなことはありません。（1〜2）」と新しい歩みの必要性を語っています。キリスト者の奉仕や善行は、主の恵みに対する感謝の表明です。
「愛によって働く信仰だけが大事なのです。（ガラテヤ5：6）」