【風の声】 Ｎｏ．918(150920)

『他人との関わり』
先日、『日本人に多いアルツハイマー型認知症では、①早期発見・早期治療、②定期的な運動、③生活習慣病の治療の３つに加え、④社会参加が重要な役割を持つ』と言う話を聞きました。認知症の専門医は、『認知症になると家に引きこもりがちになるが、社会に出ること(家族以外の人たちと関わること)で症状の進行を遅らせることができる』と話していましたが、「他人と関わること」は、「自分の存在価値を確認し、喜びを味わう」と言う点で誰にとっても重要なことです。番組の中では、『キョウイクとキョウヨウが大切』との言葉も紹介されていましたが、これは「“今日行く(キョウイク)所があり、今日用(キョウヨウ)がある”と言う生活が大切である』と言う意味でした。教会が他の人との交わりの場として用いられていくことを願っています。