【風の声】 Ｎｏ．1002(170430)

『過去から未来へ』
　ヨハネの福音書9章1節〜3節には、「彼が盲人に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか。」と尋ねた弟子たちに対して、イエス様が「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです。」と答えたことが記されています。
この時の弟子たちは、盲人の“過去”に盲目となった原因を見い出そうとしたわけですが、私たちも弟子たちと同様の言動を取ることが多いのではないでしょうか？しかし、この時のイエス様は、彼の“過去”ではなく“未来”を見ておられました。勿論、過去を振り返ることや過去の罪を悔い改めることは重要です。しかし、過去に囚われることは、主の御心ではありません。主の赦しを頂いたならば、神のわざを信じて前進しましょう。