【風の声】 Ｎｏ．1003(170507)

『みこころの実現を求めて』
　聖書日課は、5月から第一列王記になりました。1：1〜10には、ハギテの子アドニヤ（ダビデ王の四男）が、年老いた父ダビデ王の後継者になろうと行動を開始したことが記され、1：11〜27には、預言者ナタンが、ハギテの子アドニヤの「私が王になろう（1：5）」と言う野心を打ち砕くために行動したことが記されています。状況としては、王位を巡る政治的な争いに見えますが、ナタンと言えば、罪を犯したダビデ王に対して、敢然と罪の指摘をしたこと（命がけで行動したこと）が思い出されます（Ⅱサムエル12：1〜12）。ですから、今回のナタンの行動も、主のみこころを実現するための行動と考えられます。私たちも主のみこころの実現を求めていきましょう。「みこころが天で行われるように地でも行われますように。（マタイ6：10）」