【風の声】 Ｎｏ．1047(180304)

『慎み』
　私たちは、誰でも、「自分の考え方や見方は正しい！」と思いやすいものです。そして、そのように思うことは、自分が自信や誇りを持って生きるためにも、何かを成し遂げるためにも必要なことでしょう。しかし、私たちは、完全な者ではありません。間違うことは多々ありますし、知らないことや分からないことも数多くあります。私たちは、不完全で、未熟で、惑わされることも多い愚か者です。ですから、私たちには、「自分を絶対化しない慎み」や「他人のことばを鵜呑みにしない思慮深さ」も必要でしょう。御霊の助けを頂きながら思慮深く行動したいと思います。
「最初に訴える者は、その相手が来て彼を調べるまでは、正しく見える。（箴言18：17）」。
「神が私たちに与えてくださったものは、・・・、力と愛と慎みとの霊です。（Ⅱテモテ1：7）」。