【∞ブレス∞】 No.89(200105)
『言い方』
朝日新聞(1/3朝刊31面)で、「世の中の争いごとの9割は『言い方が気にいらない』から始まっていると思う。夫婦げんかを減らせれば、戦争も減らせるんじゃないかと思うんです」という文章を目にしました。書いたのは、絵本作家ヨシタケシンスケさんですが、「9割」の真偽はさておき、話をする機会が多い私にとっては、心に残る文章でした。
クリスチャンであれば、イエス様が「神と隣人を愛しなさい」と語られたことを知っているでしょう(マタイ22:37~39参照)。しかし、私たちは、身近な隣人(特に家族)に対して、他人には絶対に言わない(言えない)ことばをぶつけることがありますし、厳しい態度や表情を見せることもあります。
失敗や間違いは、誰もが犯すものであることを忘れず、優しく話をする人になりたいと思います。
【∞ブレス∞】 No.88(200101)
『神のことばを』
「人はみな草のよう。その栄えはみな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。」(第一ペテロ1:24)。上記のことばは、「人の人生が有限であり、はかないものであること」を教えています。しかしそれは、ペテロが最も伝えたかったことではありません。 彼が最も伝えたかったことは、「主のことばの確かさと素晴らしさ(永遠性)」です。ですから、24節の前後には、次のように記されています。「あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく朽ちない種からであり、生きた、いつまでも残る、神のことばによるのです。……。これが、あなたがたに福音として宣べ伝えられたことばです。」
クリスチャンは、神のことば(福音)によって新生した者であり、永遠のいのちを与えられた神の子どもです。今年も神のことばを求め続けて参りましょう。
【∞ブレス∞】 No.87(191229)
『振り返り』
2019年最後の祈祷会(12/25)は、いつもの学びを行わずに、「一年の振り返り」を行いました。出席者の方々には、①あらかじめ資料(宿題)をお渡しし、②記された質問に沿って、心に残った出来事や経験・出会いなどを思い起こして頂き、③それらを文章(メモ)にする。という作業をお願いしました。慣れない作業に戸惑いを感じた方もおられた様子でしたが、私は、『分かち合いの時を持つことができて、本当に良かった!』と思いました。なぜなら、皆さんが話してくださったことの中には、主から与えられた恵みや教えられたことは勿論、主に問い続けたことや祈り求めたこと、悔い改めたこと、気づかされたこと等も含まれていて、お一人お一人の信仰に基づく営み(葛藤や格闘)が感じられたからです。お互いの心が強く結び合わされたような時でした。感謝!