天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

アシュリーが教えてくれたこと

『アシュリーが教えてくれたこと』と言う本を読みました。
これは、「プロジェリア」と言う「通常の何倍もの速さで老化が進んでしまう難病」の為に、17歳と11ヶ月で天に召されたアシュリーと言う女性のことを書いた本でした。
日本では、2003年にテレビで紹介されて、その後も毎年1回、7年にわたって放送されたようですから、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
本の中には、彼女が残した言葉が色々と記されていました。

プロジェリアじゃなければいいのに、なんて思わないわ。私は、私という人間であることが幸せだし、神様が私をこうお造りになったのには、きっと理由があるはずだもの。』(49頁。)
『神様、私をこの世に創ってくださってありがとう』(50頁)
『私は死ぬのは怖いとは思わない。もしも、私が誰かから、「あなたにはあと24時間の命しかありませんよ」と言われたとしても、それで困ったりはしないわ。死は誰にでも訪れるもの。恐れるなんて意味がないことだと思う。』(65頁)
『生きるチャンスを与えられているんだもの。私は、自分に定められた時間がくるまで、私らしく生きていきたいと思っているわ。』(71頁)

図書館に立ち寄った時に何気なく手にとった本でしたが、とても励まされました。