天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

風の声 No.622(100214)

『共同体の重要性』
 「無縁社会〜“無縁死”3万2千人の衝撃」と言う番組(NHK・1/31放送)の中で、「行旅死亡人」と言う言葉を知りました。これは、「警察でも自治体でも身元が分からなかった身元不明者」を指す言葉だそうですが、NHKが全国の自治体を調査した結果、引き取り手がなく、自治体によって火葬・埋葬された人(無縁死した人)は08年だけで3万2千人、国が発行する官報に記載された「行旅死亡人」は、08年だけで1千人にのぼるそうです。
番組では、日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」といった地域や家族・親類との絆が失われつつあるのに加え、終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われたことによって「無縁社会」が広がっていることが報告されていました。
不安が広がる社会の中で、教会の存在が用いられることを祈りました。

こちらも参考に↓
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10449424956.html