天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

風の声 No.688(110522)

『愛と忍耐』
先日、教会学校のお話を準備する過程で、神岡教会の記録を読みなおしました。それによれば、神岡町(旧船津町)での伝道開始は、1895年(明治28年)で、ベルグストローム宣教師によりますが、「ベルグストローム師は、ただバイブルだけを頼んでこの町に来られ神の愛を説き聞かせたのであります。食物も異なり、言葉もわからぬまま草履ばきで神原峠を越えて時には迫害にあいながらも、祈りと信仰の能力によって、ひたすら福音を伝えたのでありました。」とのことでした。船津教会最初の受洗者は、佐々木阿栗(あぐり)姉で1913年(大正2年)のことですが、1985年の宣教開始から数えると18年後の出来事です。滅びゆく魂の救いの為に来日し、愛と忍耐の限りを尽くした宣教師たちの思いを忘れないようにしたいと思います。