【風の声】 Ｎｏ．713（111113）

『幸福を選び取る』
他人から傷つけられる時、馬鹿にされる時、侮辱される時など、私たちの心には、悲しみや怒り、憎しみなどが生じます。それは、当然のことです。しかし、私たちは、自分を傷つけた相手に対する怒りや憎しみなどに捕らわれ続けてはなりません。なぜなら、怒りや憎しみを持ち続けることは、自分自身を不幸に追い込むことに他ならないです。
私たちは、時に、「謝っているのに許してもらえないこと」や「謝って欲しいのに、謝ってもらえないこと」を経験しますが、どちらの場合でも、どのような態度を取るかを決めるのは「自分」です。「謝っているのに許してくれない人」や「謝って欲しいのに謝ってくれない人」に自分の人生を委ねる必要はありません。怒りや憎しみを捨てて、幸福を選ぶかどうかは、自分が決めることです。