天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

【風の声】 No.712(111106)

『無駄なことはない』
 10/30発行の朝日中学生ウィークリーで、10/4に満100歳になられた日野原重明氏(聖路加国際病院名誉院長)の次のような言葉を読みました。「10歳の時、腎臓の病気で1年間、運動禁止の生活を送りました。20歳の時、当時は死の病とされた肺結核になり、絶対安静の闘病生活が1年近く続きました。ベッドから一歩も動けずに絶望的になり、まったく笑わなくなりました。災難だったこれらの体験が、後にかけがえのない『幸い』だったと気づいたのは、医師になってからです。・・・。もし私が結核にならずに、順調にエリートコースを進んでいたら、学歴と名声を鼻にかける高慢な医師だったかも知れません。無駄だと思うから無駄になるだけで、人生に無駄なことは起こりません。」
ローマ8:28の聖句が思い浮かびました。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」