【風の声】 Ｎｏ．986(170108)

『祈ってください』
　12月30日の聖書日課は、コロサイ4：2〜9。「私たちがキリストの奥義を語れるように、祈ってください。…私は牢に入れられています。…私がこの奥義を、当然語るべき語り方で、はっきり語れるように、祈ってください。（4：3〜4）」が心に残りました。
律法の専門家で、大伝道者であったパウロが、コロサイの聖徒たちに繰り返し「祈ってください」と語ったのはなぜでしょうか？明らかな理由は、「獄中にあったから」でしょうが、「当然語るべき語り方で、はっきり語れるように」という言葉からすると、「心の中には、不安や恐れ、不信、戸惑い等があったのか？」とか、「喜びや平安、確信等が失われていたのかも？」とも考えさせられます。私たちは、誰でも「助けや励まし」を必要としています。祈り合い、支え合いながら進みましょう。