【風の声】 Ｎｏ．997(170326)

『神の国を目指して』
　民数記11章には、エジプトを脱出して荒野を歩み始めたイスラエルの民が、主に不平を言ったことや主が与えて下さった食物（マナ）に文句を言い、エジプトを懐かしんだことが記されています。皆さんは、彼らの言動をどう思われるでしょうか？
彼らがエジプトの奴隷状態から解放されたのは、主が①彼らの叫び(出エジプト2：23）を聞かれたからであり、②モーセを指導者として立て、③エジプト王パロに働きかけながら、数々の奇蹟を行われたからでした。ですから、主が彼らに怒りを表したのは、当然のことでした。
クリスチャンは、イエス様の十字架の死によって救いを受けた者です。イスラエルと同様に忘恩の民となって、不平を口にしたり、昔を懐かしんだりするのではなく、主を賛美しつつ神の国を目指して進みましょう。