【風の声】 No.1000(170416)
『風とイエス様』
誰が風を見ただろう?
あなたも私も見ていない。
けれど木々が頭を下げるとき、
風は通り過ぎていく。
上記は、クリスティナ・ロセッティ(英国の女流詩人)が記した詩の一部です。なるほど、私たちは誰も“風”を見ていません。見ているのは、風を受けて揺れる木々や飛んでいく木の葉、風に吹き流される雲などの現象です。しかしそれは、“風”があってこそ起こる現象であり、“風”がある証拠です。そしてこれは、“主(神様=イエス様)”にも当てはまります。私たちは誰も“主”を見ていません。しかし、“主を信じて人生が変えられた人”や“困難の中でも希望や喜びを持ち続けている人”を見ています。主は今も生きて働いておられます。
「風はその思いのままに吹き…」(聖書)