【風の声】 Ｎｏ．1020(170903)

『神の恵みを数えて』
　以前、韓国に研修に行った時のことです。夜に参加した人たちが集まって、感じたことや気づいたことを語る分かち合いの時を持ちました。分かち合いは、引率してくださったＨ師のリードで行われましたが、途中でＨ師が我慢できなくなった様子で言いました。「良かったことを言えよ」と。それは、参加した人たちが、滞在の中で感じた問題点や不足と思ったことばかりを述べていたからです。
　ところで、私たちはどうでしょうか？日々与えられている主の恵みに目を留めて感謝することをせず、問題や不足ばかりに目を留めて不平や不満ばかりを口にしていることはないでしょうか？私は、単に前向き・肯定的な物の見方を勧めたいわけではありません。勧めたいのは、神様の愛と恵みに目を留め、感謝して生きることです。