風の声 Ｎｏ．655(101003)

『キリスト者の幸い』
　Ⅰ列王記10章には、ソロモン王の名声を伝え聞いたシェバの女王が、難問を携えてソロモン王を訪ねたことが記されています(10：1)。この時、ソロモン王は、彼女のすべての質問に答えただけでなく、十分な接待も行ったようで、彼女は、驚嘆（賞賛）のことばを口にしました（10：6〜9）。
彼女は、ソロモン王に仕える家来たちについては、「なんとしあわせなことでしょう。いつもあなたの前に立って、あなたの知恵を聞くことのできる家来たちは。（10：8）」と語っていますが、主イエスは、ソロモン王よりもはるかに優れた者です（マタイ12：42参照）。私たち（キリスト者）は、いつでも主の御前に立つことが許されていますし、聖書を通して主の御心を知ることができます。主にある幸いを喜びつつ、主に仕えましょう。