風の声 Ｎｏ．689(110529)

『神の働き、人の働き』
先日も確認したように、「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。（Ⅰコリント3：6）」と言うパウロのことばは、人（パウロやアポロや私たち）の働きが不要だと言う意味ではありません。それは、「働きの土台となる部分を担っていてくださるのは神様である」と言う意味です。
時々、『私にはギターやピアノの賜物がありません…』と言うような声を聞くことがありますが、練習もしないでそのように言っているとしたら、それは間違いでしょう。実際、多くの素質や賜物は、練習等で磨かれる中で光を放つようになるものです。知識や技術の習得、体力作り、人間関係作り、教会形成…等、どの分野においても、私たちは、「神様の働き」を覚えつつ、「自分の働き」に取り組むことが必要です。