天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

風の声 No.700(110814)

『神様の恵み』
3月11日の巨大地震発生から五ヶ月になろうとする先日、福島原発に一番近い教会の牧師である佐藤彰師が書かれた『流浪の教会』と言う本を読みました。
本の中には、震災直前の礼拝(3/6)説教や震災後初の礼拝(3/20)説教も掲載されていましたが、「私は、今日礼拝できるとは思っていませんでした。なぜなら原発事故で教会も街も閉じられ、ゴーストタウンとなり、いつ再開するのかわからない。またいつか教会員と会えるのか会えないのか、いつごろ会えるのか、近いのか遠いのか、分からない状態だったからです。このように機材も整えて頂いて、礼拝できることをありがたく思っています。礼拝は、神様の恵みだということを忘れないでいたいと思います。(80頁)」と言う文章が、特に心に残りました。
流浪の教会