【風の声】 Ｎｏ．839(140323)

『教理』
大嶋重徳師（キリスト者学生会主事）の著書『おかんとボクの信仰継承』に次のような文章がありました。
『クリスチャンホームの子どもたちは小さな頃から教会に行っているから、「教理もきっとわかっているだろう」と思われやすい。しかし、大学生になっても、ほとんど教理についてわかっていない学生が多いのが現実だ。そして「今さらこんな質問できないよ」という疑問をたくさん抱えたまま、親の強制力から離れた時に、「信じている事柄にどれほどの価値があるか」をわからないまま、教会から離れていくのが現実なのだ。教理を伝えることが大切だ。』（24〜25頁）
「信仰歴は長いけど、中身は無いのよ…」と言うことばを口にするのは残念なことです。強固な信仰を築く為にも、福音を伝える為にも学びの機会を大切にしましょう。