【∞ブレス∞】 No.76(191013)
『感情と向き合う』
今年の松原湖研修会(10/8~10)のテーマは、「聖書信仰とこの時代」で充実した内容でした。岡村直樹師(東京基督教大学教授)の講演「ストレス社会と人間理解」で心に残ったことを記します。
『私たちの社会では、感情を「悪者」として退ける傾向があるが、感情は神からの賜物である。だから感情に向き合い、感情を味方につけることが重要。「悲しみ」は「何か大切なものを失った!」と言うことを教えるアラームで、泣くことも大切なこと。「怒り」も大切なアラームだから、怒りを認め、怒りの理由を考えることが必要。敵意は、ストレス反応ではなく頭の中でプログラムされたものだから、怒りが敵意に変わらないようにする。』等々。感情のコントロールや表現が不可欠な仕事(感情労働)に携わる者として、教えられることが多く有益でした。
http://www.tci.ac.jp/theology_department/faculty/okamuranaoki