天竜キリスト福音教会 blog

浜松市浜北区にあるプロテスタントの教会で、幼児から90代の方までが集まっています

【風の声】 No.1037(171231)

『主を見上げて』
 12月28〜29日の聖書日課は、詩篇102篇。敵のあざけりを受けていた詩篇の著者は、「私の心は、青菜のように打たれ、しおれ…」(4、11節)と意気消沈していることを主に訴えています。しかし、彼のことばは、嘆きだけでは終わりません。彼は、主を見上げて、「しかし、主よ。あなたは…」(12、26、27節)と神を賛美しています。彼は、神が永遠であり、不変であることを告白しつつ、その神の愛に信頼しているのです(19節参照)。
 元旦と大晦日が日曜日となった2017年は、53回の主日礼拝が行われましたが、今年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか?『苦しみ、嘆き、意気消沈した一年だった』という方もおられるかも知れませんが、「わたしはあなたとともにいる」と語られる主を見上げて、新しい年を迎えましょう。